ジロ・デ・イタリア2015(第17ステージ観戦レポート)

5月26日(水)第17ステージ
走行距離:134km、、ティラノ(午後13:55)~ルガノ(午後5:00~5:30)
スプリントポイント2回

コース概要:ティラノから広大なヴァルテリーナの大谷をアッダ河に沿ってレッコ湖畔の高級リゾート「メナッジオ」へ。
モルヴェーニョから北西に上がりにキャベンナ方面へ回り込みながら、メナッジオ経由でスイス国境を越えてルガノ湖の湖畔リゾート「ルガノ」へほとんど標高差のない平坦ルートのスプリントコースです。

観戦レポート:天候は晴天、周囲の高山にはまだ残雪を残す山々と緑眩い初夏のティラノは、前日の山岳ステージと変わってゆったりした雰囲気でレース開始を楽しみながら待っているといった印象です。
ここティラノはイタリア国鉄の駅とスイス国鉄の駅が別々にあり、特にスイス国鉄はあの世界遺産となった「ベルニナ特急」がティラノ~サンモリッツまで走っています。途中、ループ橋や氷河を頂くピッツベルニナ、ラーゴビアンコなど旅情溢れるイタリア、スイスと楽しめる基点となります。
ティラノでのポイントはレース前のオープンヴィレッジのイベントや選手たちとの交流です。また、チームカー、チームバスを見つけて好きなチームやアスリートと言葉を交わしたり、レース前のひと時を狙ってサインをもらったり、ジログッズのプレゼントゲットなど緊張したスタート前に、お祭りの雰囲気を楽しむのが目的です。
スタート地点のマドンナ・ディ・ティラノの両脇には、所狭しと大勢のファン、地元の人たちがお目当ての選手をより近くで応援しようと大混雑でした。オンタイムで一斉にスタート!

観戦後はティラノ~ソンドリオ方面へ幹線道路から一つ脇に入った「センティーロディ・ヴァルテリーナ」別名ワイン街道ともいわれるサイクリングロードを約20km、標高差はほとんどないフラットコースでのんびりとサイクリングを満喫。
途中、ロードバイクで走る条件でない道路も一部ありましたが、広大なヴァルテリーナの風景、アッダ河岸と山麓に広がるいくつもの集落を見ながら古城、教会、お花畑など絶景は尽きません。途中のセントロディアクアまで走って終了となりました。
待機していた専用車に自転車を搭載して、ジロ・ディ・イタリアが走った同じ方面へオンルートも含めてルガノまでその軌跡を辿りました。
次のレースは、ルガノ湖畔のメリデ(スイス)からイタリア国境に再び戻ってマッジョーレ湖の湖畔の街ベルヴァニア(イタリア)まで湖水ルートの最後となります。

企画エスコート:フェロートラベル 水澤 史

(※画像はもう少々お待ちください)

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