【ツール・ド・フランス観戦ツアー2018】2日目・第16ステージ

●第16ステージ/カルカッソンヌ~バニェール・ド・リュション 218km(上級山岳)

7月24日(火):晴れの小雨、気温25度

今日はピレネーステージの初日レースを観戦となりました。
ピレネー山脈の東部に位置する山間部をフランス側、スペイン側(カタルーニャ)を経由して最後はポルティヨン峠を登り、温泉保養地としてまた巡礼街道のフランス側のルートになっているリュションがゴールです。

まさにカルカッソンヌのオクシタニー地方からピレネー山岳が立ち上がっていくルート、標高が約1349m、171km地点の1級峠のマンテ峠(Col de Menté)付近で観戦。
麓のサン・ベア村に専用車を止めて約10kmを自走するか、ミニバンのピストンで観戦スポットをそれぞれ確保。

キャラバンカーが予定通り14:30から通ります。プレゼントが少なくなっている印象。
しかし、幅広い年齢層がじっくりと腰を落ち着けて観戦、応援するスタイルはツールならでは。
16時過ぎ、ついに先頭集団が駆け上がってきました。
先頭集団8人、チームロットNLユンボが引っぱりながら、BMC、クイックステップフロアーズ、トレック・セガフレード、バーレーン・メリダ、AG2Rラモンディアル、ミッチェルトン・スコット、ボーラ・ハンスグローエ、そして第2集団がモヴィスター、ワンティ・グループゴベール、バーレーン・メリダ、グルパマFDJの4人が走り抜けていきました。
これからの下り、ポルティヨン峠で再び登るのを考えるとステージ順位は、想像がつきません。
その後、役目を終えたグルペットを応援してから自転車組は10kmのダウンヒルでサン・ベア村駐車場まで峠を下って本日の観戦は終了です。

今日の峠観戦はこのマンテ峠とポルティヨン峠に完全に2分したのでしょう。
車や自転車の流れで半々に観戦者が別れた感じがします。
スペイン人はポルティヨン峠をビエーリャ(カタルーニャ州)から登って行ったのことは容易に想像できます。

ステージ順位
1.ジュリアン・アラフィリップ(クイックステップフロアーズ)/05時間13分22
2.ゴルカ・イサギーレ(バーレーン・メリダ)/05時間13分37
3.アダム・イェーツ(ミッチェルトン・スコット)/05時間13分37
4.バウケ・モレマ(トレック・セガフレード)/05時間13分37

個人総合順位
1.ゲラント・トーマス(チームスカイ)/68時間12分01
2.クリス・フルーム(チームスカイ)/68時間13分40
3.トム デュムラン(チームサンウェブ)/68時間13分51

明日はリュションからサンラリーの難関山岳ステージを山頂フィニッシュを観戦します。
一切の車通行止めなので自走するかゴンドラ、リフトを駆使してトレッキングするかの観戦も難関です。

エスコート 水澤 史
 
 
●ツール・ド・フランス観戦ツアー2018・コンテンツ一覧
1日目・カルカッソンヌ(休息日)
・2日目・第16ステージ:カルカッソンヌ~バニェール・ド・リュション
3日目・第17ステージ:バニェール・ド・リュション~サン・ラリー・スラン
4日目・第18ステージ:トリ・シュル・ベーズ~ポー
5日目・第19ステージ:ルルド~ラランス
6日目・第20ステージ:バスク・ピレネー・サン・ペ・シュル・ニヴェル~エスプレット
7日目・第21ステージ:グランファイナル ウイユ~パリ・シャンゼリゼ
 
 
 
 
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マンテ峠(Col de Menté)1349m付近

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ロバ達もツールに参加しています

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峠まではヒルクライムしながらアクセス

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久々の登りでとても楽しいとか?

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応援の準備も整い、あとは選手が登って駆け上がってくるのを待つのみ!

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各々の役割を果たした選手を拍手で見送ります

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観戦後、下りに気をつけながら降ります

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絶景サイクリングで終了となります

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自転車を利用しない場合は、観戦後に歩いて下山となりますので、ぜひのんびりと景観を楽しんでください

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