本日は、フリウリ・ヴェネツィア・ジュリア州はポルデノーネにやってきました。イタリアの北東の端に位置し、オーストリア、スロヴェニアと国境を接する州です。
街の噴水がピンクに染まり、歓迎ムードです。
レーススタートの2時間ほど前ですがスタートエリアは多くの人で賑わっています。
こちらはガムを配るお姉さん。やたらたくさんくれます(笑
今日は地元の方の協力を得て、通常は入れないヴィラッジョエリアへ入ります。そしてその前には選手がスタート前にサインを行うステージにも上らせてもらい、記念写真。中央の白いシャツの男性がエンツォ・カイネロ氏。19ステージ、20ステージの責任者です。
ステージから見る風景はこんな感じ。気分はジロの選手です。
その後、ヴィラッジョに移動すると、ガゼッタ(スポーツ新聞)の配布があったり、
ジロのスプマンテやエスプレッソを飲めたり、のんびりと日陰でスタートを待つことができます。
こちらがジロオリジナルラベルのスプマンテです。
こちらはマリアローザカラーの女性。
そうこうしているうちに、ジロのトロフィーが運ばれてきました。
上空では飛行機がイタリア国旗を彩ります。
その後、続々と選手がサインボードに向かいます。ひときわ大きな歓声で迎えられのは、やはり地元イタリアのニバリ選手。
ふと振り返るとヴィラッジョエリアにも選手たちが!結構直前までエスプレッソを飲んだり、新聞を読んだり和やかな雰囲気です。
記念撮影やサインいも応じてくれました。中には勝手に選手の自転車を持ったりする人も居ました。(当社のお客様ではありませんよ)イタリアらしいおおらかな雰囲気です。
最後にサインボードに現れたのが、マリアローザを纏った”エル・コンドル”キンタナ選手。ジロの優勝経験もあるコロンビアの英雄です。
キンタナがスタートラインに並ぶと、いよいよ20ステージがスタート。1分以内の僅差で4選手が争う接戦の展開。最終21ステージは個人TT(タイムトライアル)となります。昨日までマリアローザを纏っていたドュムラン選手が個人TTを得意とするため、キンタナ、ニバリ、ピノの各選手は出来るだけ、今日差を広げたいところです。
本日の20ステージの結果、上位陣に大きな動きはなく、明日最終21ステージの個人TTでの決着となります。ミラノのドゥオーモ広場を全選手が駆け抜けるまで結果が分からない見ている方はとてもワクワクする展開です。
神﨑 裕一