昨日の冷たい風雨から一転、ブエルタ一行を待ち受けるマドリードは青空が広がりました。午前中からコースの準備が着々と進められています。
街灯にもブエルタの旗が揺れていました。
ブエルタの到着は19時半頃なので、午前中は皆様ショッピングなど街の散策へ。メインストリートのグランヴィアにはレアルマドリーのショップもあります。
天気の良い日は王宮の庭園の散策も気持ちが良いです。そのほか、プラド美術館など見どころが多い街です。
本日はブエルタの前に女子のチャンピオンシップのレースが行われ、男性同様の迫力あるレースを見せていました。
いつものようにオフィシャルグッズのお店がコース周辺に建ち並びます。グッズのお店やスポンサーブース覗いたりすると観戦の雰囲気を盛り上げてくれます。
本日はマドリードの街まではパレードラン。フルームとコンタドールが並走しながら言葉を交わしたり、ワインを片手に走ったり、チームで写真を撮りながら走ったりと3週間の過酷なレースの最後をのステージをリラックスムードで進みます。
そしてプロトンの前を一人走ってきたのが今日で引退のコンタドール。観客の大歓声に応えながら、周回コースへと入って来ました。
そしていつものように集団の先頭にはチームスカイ。見慣れた光景です。
イタリア国旗のジャージを身に着けたアルや、
山岳賞の青水玉ジャージのヴィレラ(キャノンデール所属)の姿も見えます。キャノンデールはスポンサーが降りる騒動があり、チームの存続が危ぶまれましたが、このブエルタ期間中にスポンサーが決まり、チームの継続が決まりました。
総合2位のニバリの姿も写真右手に緑色のジャージ姿で見えます。
マドリードの町に入ってからは周回コースを8周。スプリント勝負となります。
最後はトレンティン、アラフィリップのクイックステップ・フロアーズの2人がワンツーフィニッシュで終えました。
夜の気配が強まるころ、表彰式が始まります。今回はチームバスに向かい選手を狙ったので、表彰式の雰囲気だけの写真です(笑
↓アップの写真はブエルタの公式ページをどうぞ
http://www.lavuelta.com/
まず大勢の女性に囲まれていたのが、チャベス(オリカスコット・コロンビア)
※ここからの写真は人ごみの中でピントがぶれていますが、ご容赦ください。
そして総合3位のザッカリン(チームカチューシャ・アルペシン ロシア)がチームバスに向かうところを撮影。
そしてポリスに先導されながら大勢のファンがアルベルトコールで待ち受けるチームバスに向かうコンタドール。ぶつかりそうな距離で通って行きました!
ツールに続いてのダブルツール達成をしたフルーム(チームスカイ)も撮影を試みましたが、人ごみに阻まれてしまいました。
今回フェローサイクルとして初めてのブエルタ観戦ツアーでしたが、地元の会社の協力体制もあり、峠観戦でもかなり上までアクセスすることができました。
規制が良い意味でゆるく、スペインらしさを感じることができます。昨日のようなスタート&ゴール観戦はなかなか出来ないことです。そして食事や風景もスペイン、そしてブエルタツアーの魅力だと思います。
今回のレポートを読んでご興味を持ってくださった方、来年のご参加をお待ちしております。
神﨑 裕一