実質的な優勝者・マイヨジョーヌが決定する第20ステージはゴール地点のヴァルトランスにて観戦しました。
もともとは130kmほどの距離のステージでしたが、悪天候が予想されるためアルベールビルからヴァルトランスまでの59.5kmの区間に短縮されました。この変更はどのように結果に影響するのでしょうか?
まずは朝食後にゴール地点の下見へ。ヴァルトランスまでのヒルクライムのあと、街を抜けスキーコースを縫うように道が整備されラスト1kmも登りが続きます。
VIPエリアの建物も準備が進んでます。と、ここで怪しい雲が近づいてきたと思うと間もなく、激しい雷雨が。。。
その後も昼前後に激しい雷雨、あられが打ち付け、場所取りをしていた観客も一時みんな避難する状況となりました。
しかしツール一行の到着が近づくと雨は止み、再び観客が集まりツールを迎える準備も整いました
短縮された山岳ステージで集団から抜け出し最初に現れたのはニバリ(バーレーン・メリダ)総合争いでは大きく離れていますが、ここに来て実力を見せつけました
その後イネオス勢やユンボ勢が続きます
そしてその後方にマイヨジョーヌをまとったベルナル(イネオス)、キンタナ(モビスター)ら総合争いをする選手たちがタイム差がないまま登ってきました
私が観戦していたのはラスト800mのコーナー。ここも勾配がきついです
その後も続々と選手たちが登ってきます。
声援を受ける人気のサガン。この後一旦ペダルをとめて観客と話す姿も見られました
レース後、本日は選手たちもヴァルトランスに宿泊するということで、チームバスの様子も見てきました。こちらのホテルには6チームほど宿泊。
チームカーでホテルに横付けするかたちで帰ってきたサガン。あっという間にファンに囲まれていました。さすがの人気です
そして私たちが宿泊したホテルにも3チームが宿泊。ホテル前ではレース後の自転車の整備をするスタッフの姿が見られました。
こういう人たちに支えられて選手も安心して21日間走ることができるんですね。
明日は早朝移動で最終ステージの舞台、パリへ向かいます。
神﨑 裕一