ジロ観戦ツアー 第18ステージ ムッジオ~ピネローロ

ジロ・ディ・イタリア観戦ツアー

5月26日(木)快晴

第18ステージ ムッジオ〜ピネローロ 240km

コースレイアウト

2016年ジロの最長区間となる240km。ミラノ郊外をスタートしてロンバルディア平原からピエモンテのピネローロに至る210kmほどは、ほとんど平坦区間が続きます。しかし中世の雰囲気を残す市街地に入ってから最高斜度20%の石畳の激坂と郊外の2級峠を待ち構えます。特に激坂は2度周回するレイアウトのため、選手にとっては過酷な、観戦者には楽しめる構成です。

 

北イタリアのリゾート、ガルダ湖畔からジロを追いかけ、ロンバルディア平原を経てピエモンテへの大移動をしてピネローロの街に到着。人口35,000人ほどの中世の趣を残す街が18ステージのフィニッシュと19ステーージのスタートに選ばれ、大変なにぎわいを見せていました。

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参加者の皆様と激坂へと移動し、場所の確保に向かいます。最大20%の石畳の坂。歩いて登るのも大変です。レース前にはこの坂に挑む人たちが行き交っていました。

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狭い路地に徐々に人々が集まり始め、選手の到着に向けて気分も盛り上がって来ます。お客様も山本元喜選手の応援に備えて準備万端です。

 

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そして16時過ぎに逃げの集団24名が激坂を駆け上がって来ました。そしてその中に山本選手の姿が!非常に盛り上がった瞬間です。写真がぶれてすみません。

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そして逃げの集団から10数分後、マリアローザを纏ったクルイスウィクを含むプロトンの大集団が観戦者でより狭められた石畳の路地を登って来ました。素晴らしい迫力です。

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最終的には2度の激坂と2級峠を経てマッテオ・モレンティン(エティクス・クイックステップ)が先頭でフィニッシュ。

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山本元喜選手は迫りくるプロトンから何とか逃げ切り、23位でフィニッシュ。最後まで粘り強い走りで十二分に楽しませてくれました。

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山本選手のフィニッシュから数十秒の後、クルイシュウィク、チャベス、バルベルデといった総合トップを狙う選手たちがゴール。

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このステージでもクルイシュウィクは安定した強さを見せ、トップに大きな変動はありませんでした。

マリアローザ:シュテフェン・クルイシュウィク(チームロットNL・ユンボ)、2位エステバン・チャベス(オリカ・グリーンエッジ)+3分、3位アレハンドロ・バルベルデ(モヴィスター)+3分23秒、4位ヴィチェンツォ・ニーバリ(アスタナ)+4分43秒

明日からはフレンチアルプスに跨る山岳ステージ2日間を迎えます。

 

神﨑 裕一

 

 

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